次の仕事

特許調査もやっているがそれはどちらかというと二次的な仕事であってメインは画像解析である。そのメイン側の仕事も決まって動き始めている。2週間ほど前からorz
次の仕事は骨認識・・・のお手伝い(^^; 骨認識自体は私ではなく去年からWさんがやっているのだがやることが激烈に多くて一部の仕事が私に回ってきた。私がやることは骨と造影された血管を区別すること。骨と造影血管自体は既に取り出せていてそれぞれクラスターとして分けられているのだが、そのクラスターがどちらなのかが現段階において分からない。というわけでそれを自動区別するプログラムを書くことが今回の仕事である。
んで方針なんですがそれも既に殆ど決まっていて(^^; それぞれのクラスターの特徴量を計算し、それを元に判別する。判別方法はあらかじめ作った正解データを元に学習させてその結果を利用する。・・・というわけなんですが生粋の物理屋さんであった私は学習とかは全然知らないわけで・・・その勉強からはじめました。
使う学習アルゴリズムはAdaBoost。それを勉強するために文献を貰ったのだが英語orz しかもAdaBoostの文献ではなく赤目処理がメインでそこでAdaBoostを使ったというだけなのでAdaBoost自体の説明はかなり端折り気味。読んでも全然分かりませんでしたorz もう一つの資料としてサンプルプログラム。これなら分かりやすいんじゃないかと思ったけど、そもそも勉強用に作ったものでないらしく意味不明。なんとなくやっていることは結果のグラフを見てわかるのだが、逆に言えば結果がグラフ表示だけなので何を目的としているのかが分からない。極めつけはMATLAB。はっきり言ってとても読める言語じゃありませんorz 元がどうやらFORTRANとかBASICあたりっぽい。書く分には手軽で簡単だろうけど読むための言語じゃないです。
というわけで2週間近くかけてやっと理解できました。ていうか、理解というよりは使い方が分かったというのか・・・なんでこれで学習できるかというのは定量的には分かりません。定性的にはなんとなく分かるんだけど・・・。まあ、今はとりあえず使えたらいいやということで(ぉ