8月も終了しました

8月第一週に夏休みがあった。ただし会社から付与されているのは1日だけ。残り4日は有給休暇を強制消化させられた。労基法的にどうなんだろうと思うのだがまあ仕方がない。
今年の夏休みはきつかった。いや、人の親になった時点で自分の休みなどなくなるものだからそれは仕方がないが今年は格別だった。
うちには現在、6歳の娘と1歳の息子がいる。普段、上の子は幼稚園の預かり保育で下の子が認可保育園に通っている。上の子は預かり保育を嫌がっているので私の夏休み中は行かなかった。下の子はそもそも制度として預かれなかった。市の方針なのかその保育園の方針なのかわからないが、親が休みの日は預かれないそうだ。そして妻は産休明けということで今年の夏休みはなし。ただし6カ月経った10月以降に休みを取ることが可能だそうだ。なかなか厳しい会社である。そういうわけで夏休み中は2人の子供を私が一人で見ることになった。昨年は妻が産休中で常に下の子を見てくれていたので上の子だけを見ていればよかった。それ以前も上の子だけ見ていればよかったしそもそも保育園で預かってもらえたので適度に休むことができた。というわけで二人同時に見るのは今年が初めてである。
ただでさえ子供を2人見るのは大変な上に困ったことに2人は年が離れている。一緒に遊ぶこともできなければどこかに連れていくにもかなり制限がかかる。例えば昨年は上の子をプールに連れていったのだが、下の子はまだプールに入れないから二人同時に見ることができない。下の子が騒ぐので映画館も無理。遊園地も上の子が一人で乗れる乗り物が少ないので難しい。というわけで下の子を見ながら上の子を退屈させないで色々な場所に連れていくのは骨が折れました。
実家に帰るにも下の子はまだ卒乳していないので泊まれない。日帰りで行くには少々遠いので今年は帰りませんでした。

さて、ただでさえ見るのに忙しいのに私の体にだんだん異変が起き始めていた。最初は胃に違和感があったのだがだんだん痛さがひどくなってきた。かなり痛くなってきて流石にこれはおかしいと思い病院に行ってきた。ちなみに病院に行くのにも一苦労。子供を連れていくわけにもいかないし預ける場所もないので、妻に少し早く帰ってきてもらって病院の受付終了ぎりぎりに行きました。そして診断結果は・・・結論からいうとよくわからかった。腹部の検査を行ったがすべて正常、しょうがないから一応整腸剤が処方されました。このときは私も医師も根本的に勘違いしていました。その後、痛みはさらに強くなっていき、さらに広範囲になってきた。さらにある日、風呂に入るために服を脱いでいたら後ろにいた娘がすさまじい顔で見ていた。どうしたのか尋ねたら何か出来ているという。鏡で頑張って見てみたら見事な発疹ができていました。そして次の日に病院に行って診断結果は「帯状疱疹」でした。そう、最初は痛みが局所的だったので場所的にも胃の病気だと思ったのだが実は皮膚の病気でした。検査しても何も出ないはずでした。無事診断も出来て投薬治療が始まったわけでしたが2週間くらいは強い痛みに悩まされました。そんな痛みの中、二人の子供を見るのはかなりきつかったです。

来年以降は下の子も卒乳して行ける範囲も広がるだろうし、上の子も小学生なので友達の家に行ったりもう少し一人で行動もできるようになるだろう。そして妻も休みがとれるはずなので四六時中私が見る必要もなくなるだろう。ましてや帯状疱疹にまたなることは・・・。

おそらく今年は人生で最大な苦難の夏休みであっただろう。ていうかあってくれ。