効果音

ゲームにおける音は重要だろうか?音ゲーなら重要に決まっているが、そうでなくとも大抵のゲームにおいて音というのは非常に重要である。少なくとも私にとってはね。
ゲームをやりまくっている人間なら誰でも感じるだろうが、音で判断する場面というのはどんなゲームでも結構あるものだ。特にアクション性が高いゲームではなおのこと。情報収集から判断、キー入力までの時間が短いため、視覚だけでは追いつかないことが多いのだ。例えば、弾幕シューティングで気合避け中は余程達人でもない限り、自機の周りしか見ていられない。一瞬のよそ見であぼーんしてしまう。そんなときに不定期に飛んでくる奇数弾系を避ける場合、視覚で撃ってくるのを確認していては間に合わない。ので撃ってくるときの効果音で判断して避けに入る。
また、視覚というのは入ってくる情報が多すぎて処理に時間がかかるが音なら必要最低限の情報だけを取捨するのはたやすいので、パターン化している作業に関しては進行具合を音で判断することはよくある。たとえば、RPGやシュミレーションのコマンド入力は慣れてくると完全にパターン化してくる。この場合、どれを選んでいるかを視覚で確認するよりキー入力の効果音で選択肢のカーソル位置を判断したほうが入力が速いのだ。これに慣れるとたまに音が鳴らないゲームはくそゲー扱いしてしまいますね(ぉぉ
まあ、音に限らず情報が伝わりにくいゲームはどんなにゲーム性やグラフィックが優れていてもくそゲー扱いしてしまいたくなってしまう。ゲーム以外の部分で脳みそを使うことになるのでストレスがたまるのよね。いや、ゲームに限ったことではないだろう。どんなに優れたソフトでも数百ページのマニュアルを読み干さないと操作不能だと誰も使わないだろう(それを優れたソフトというのかは不明だが)

開発に至る場合、こういったインターフェース部分に力を注ぐのも重要なことでしょう。