お久しぶり

とりあえず仕事の方が一段落ついて新しいテーマで別の意味で忙しくなってきたけどまあ面白いので余裕があります(^^; 今まではテスト代行とか特許申請の作図とか英語の仕様書作成とか泣けてきました(’’ プログラマと言ってもプログラム以外の仕事はいっぱいあるということで。
Privateの方はやっぱりまだ忙しくて(^^; 4月いっぱいはやばそうです。だれかエリア作成を無償でやってくれる人募集(ぇー

新しい仕事はとりあえず3ヶ月でアルゴリズムレベルでテストが終了しているモジュールを商品レベルにまで品質を高めること。まあ簡単に言えば設計から打ち直し。今の職場はプロのプログラマ集団としてはちょい実装スキルが低い。まあ皆アルゴリズム屋さんだからアルゴのスキルの高さを買われた人だから必ずしも実装レベルが高くないというのは仕方がない。とはいえ、商品化するとなると話は別で。顧客先で何かあったら洒落にならんので作り直してでも高品質なモジュールに仕上げる必要がある。

ちなみに今回の仕事は自分から言い出した。今の状態だとそのまま商品として乗せるのは危険だということを指導員のLさんに言ったところ、じゃあやってみてくれという至極当然の答えが返ってきてやることになった。入社2年目の人間がそんなエラソーなことを言ってもいいんだろうかという心配もあったがどうやら実装スキルが高くないことは皆気が付いてはいて高めたいとは思っていたようだがなかなか実行にうつせなかったみたいで私の発言はちょうどよい実行口実になったみたいで。

というわけで打ち直しをはじめて1週間。なかなか厳しいもので(^^; 大口叩いたのはよいが認識モジュールはそもそもオブジェクト指向的に厳しいものがあってなかなかよい設計にならない。まあしかし品質を高めるのが目的なのでそこまでオブジェクト指向にこだわる必要もないだろいうと思って将来の使いまわしが効く部分をクラス化するという方針でとりあえずクラス図は完成。

んで昨日はLさんから「とりあえず今の段階での設計の進み方をソフト開発の人たちも交えて発表して」という泣きそうになるような指令(大げさ)がきて実際泣きました(^^; 元々いつもの週報のつもりでモジュール開発グループ内用に作ったのだが、ソフト開発系の人たちなら流石にこの程度は知っているだろうという内容なので釈迦に説法になりそうじゃないかとおもったらやっぱりまりました(^^;

しかし意外だったのがアルゴ屋さんも結構知ってたりしたこと。そこまで知っているならなんでやらないんだろうという不思議があったのだがよくよく考えたら不思議ではない。ここのところ同人関係者の付きあいばかりが多かったから忘れていたけど普通の人は知っていることでもやりたいことでもなかなかやりださないということを。もったいない。折角得た使える知識をうもらせることもないだろう。今回の流れで皆の知識が活かされれば幸いかなと。

今回の発表で私自身も勉強になったのだがやはり仕事としての商品開発というのはなかなかいろいろバランスを考えなくてはいけないというのが大変だなと。品質を高めるのももちろん重要だがそれ以外にも重要な仕事はいっぱいあるわけでそのあたりをどう配分するか。今回設計自身のツッコミももちろん多々あったが大きいのがその打ち直しに関する見積もりについて。今回のモジュール商品化に至ってどの程度まで品質を高めるのか、それにかかる時間はどの程度なのか。他の仕事(次のモジュール開発)はどの程度急ぐものなのか等、全体の流れに関する質問がありそんなところまで全然考えていなかったのでなかなか痛かったです(^^;

とりあえずようやく社会人の仕事らしくなってきたかなと。社会に通用する物を作れるようになるにはもうちょっと勉強と経験が必要だなと感じる今日この頃でした。