家電量販店はこの先生き残れるか?

家電に限った話ではないがAmazonをはじめとするネット販売が盛んになっている現在、店舗販売は生き残りが厳しい分野だろう。
厳しい原因として一番大きいのは店舗の維持費だろう。維持費がかかるためにその分値段が高くなる。一方で実際に展示品を見てもらえるというメリットがあるが実際には店舗で見て買うものを決定した後にAmazonで買うということをする人も多いので実質メリットはないに等しい。

さて、この状況において店舗型がネット販売に負けないためにはどうしたらいいか?一つ思いついたのでちょっと書いてみる。

一言で言えば店舗を有料会員制にする。例えば年間会員制にして毎年更新料を取る。その更新料で店舗維持費を賄い、商品の値段をネット販売並みに値下げする。店舗には会員だけしか入れない。こうすることにより店舗販売のメリットを生かせたまま商品の値段を安くできる。
この方法、まず難関としては、店舗型販売会社がすべて実行しなければ意味がない。一社でも会員制を取っていなければ皆そこに流れてしまい会員は増えないだろう。というわけで実行するなら提携する必要があるだろう。おそらく会員を管理する会社を共同出資して作ることになるんじゃないかと考えられる。
もう一つ、そもそも会員料だけで店舗維持費が賄えるかどうか。このあたりはアナリストが計算してみないとわからないが、あまり会員料が高くなるとやはり実現は難しいだろう。
あとは法律的に大丈夫か?前述の通り、一社でも違えば成り立たず、全ての会社が提携を組む必要がある。このあたり、独占禁止法に引っかからないかが不安である。

というわけで経営も法律もよく知らない人の発想を書いてみました。