使いたいときにないのはいつものこと。体力も例外ではない。

昨日、今日と出張。ていうか、いつもと違う事業所での研修。今回は実技演習なのだが、写真とはどういうものかという研修。講義で銀塩とか光とか視覚とかいろいろ学んだりして、そして実際に現像したりラボをいじったりする。また、フィルム工場の見学とか。全く小学生の社会見学を思い出す。正にそんな感じだった。
まあ、一応本社が写真屋さんということだから知っておくことに無意味ということはないだろうけど、これから衰退の一途をたどるフィルム業を子会社のソフト屋さんがやることもないのではないかとも思ったけれども、まあ、やって無駄ということもないだろうからとりあえず楽しむことにしました。

無理でした。

そもそも写真に興味があってこの会社を選んだわけではないし。そもそも写真を撮ったのって何年ぶりだろうという無関心さ。現像とか、貴重な体験をしたとは思うけど残念ながら楽しめなかった。イマイチ私らしくないとは思いつつもそういう事実だった。しかし他の動機は実に楽しそうだった。私と違ってカメラや写真が好きで入ったという人が案外多いようだ。それが入社動機なら選ぶ会社を絶対間違っていると思うけどあえて言うこともないだろう。

ちなみに、楽しめなかった理由は別に興味がなかっただけではない。体調が非常によくない。先週土曜日から喘息が発生。呼吸困難状態で月曜日から会社に通っていたのだが今日は最高潮にやばかった。この状態で立ちっぱなしでビタミンA消費しまくりの暗室内での作業はありえなかった。はっきり行って何をやっていたのかイマイチ記憶があいまいだったりする。

まあ、そういうわけで貴重な体験を頭朦朧状態で過ぎ去ってしまってちょっともったいない気もするけ仕方がない。早く直ってくれることを祈るばかり。



部屋に帰ったとたんに悪化。やはり犯人はお前か。