配属先

出向辞令を受け取りました。

普通、出向と言えば親会社から子会社なんだけど私の場合は逆です。子会社から親会社へ出向。俗に逆出向と言うそうです。
入社して研修が始まり、しばらく各事業所での業務説明を聞いていたが、正直言うと『選んだ会社を誤った』と思っていた。画像処理系のソフトウェアを開発しているということで、画像関係のアルゴリズム開発とかもやっていると思っていたのだがどうやらそれはやっていないらしい。アルゴリズムやライブラリは親会社の研究機関で作られて子会社はそれを使って実際のソフトを作るという。しかもライブラリの特許も当然親会社にあってソースは見せてもらえないらしい。危うく早くも転職を考えそうになったところ、出向という手があることに気がついた。業務説明のときに出向先も説明があった。その一つがドンピシャリな私好みの内容の場所があった。画像関係のアルゴリズムを開発・実装するところ。簡単に言えばライブラリ製作所(違)。なにより、ここだけ唯一、プレゼンテーションで数式が出てきた。

す ば ら し い !!

全事業所の説明が終わった時点で希望調査票を書いて提出するのだが、説明で「子会社の方の部署を第3希望まで書いて、最後に出向してもよいかどうかにチェックをしてください」と会ったのだが、私は速攻で第1希望に出向先の部署を書き、出向してもよいかどうかのところは当然OKにして、備考に「むしろ出向したいです」と。

ちなみに、出向は嫌だという人が結構多かった。私は画像関係の開発に惹かれてこの会社を選んだけど、どうやらデジカメを作りたいという理由で選んだ人が多いらしく、そういう人は出向はしたくないらしい。確かに出向したらデジカメをいじることはないし。
あとは出向先がえらい不便な場所ということも大きい。私もはっきり言うとこれだけは引っかかる。いくらやりたい内容とはいえ、あの場所はないだろうと。せめて駅から歩ける程度の距離にあればなぁ・・・。


まあ、そんなこんなで、8月からは肩書きが今の会社から親会社になります。
・・・最初から親会社を受けてればよかったんだけどな。もうちょいマジメに就職活動しろよと。